松前街道の円空仏

青森市油川から外ヶ浜町三厩まで、陸奥湾沿いに北上する街道は、かつて松前街道と呼ばれていました。今から約350年前、円空という僧がこの道を通り松前を目指しました。円空が歩いた松前街道沿いには4体の円空仏が残されています。

 

青森市油川・浄満寺[釈迦如来坐像]  蓬田村・正法院[菩薩坐像]

外ヶ浜町平舘・福昌寺[菩薩坐像]   外ヶ浜町三厩・義経寺[観音菩薩坐像]

 

松前街道の見どころ

 

北海道新幹線の開業で注目を集める松前街道沿線の地域は、古くから「外の浜」「外が浜」などと呼ばれ、西行や藤原定家など多くの歌に詠まれていました。

円空仏の他にも見どころが多く、景勝地「龍飛崎」や義経伝説が残る「厩石」、今別町の「高野崎」や「本覚寺」、「平舘台場跡」や周辺の「松前街道松並木」、その他、幕末の思想家・吉田松陰や紀行家・菅江真澄、文豪・太宰治に関わる史跡なども点在しています。この機会に外ヶ浜の絶景と歴史ロマンを巡る旅をしてみてはいかがでしょうか。

【松前街道 外ヶ浜と松前街道】

釈迦如来坐像(青森市油川・浄満寺)

 

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